たひしょうこうぐん

多脾症候群

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原因

多脾症候群は、内臓各部位に構造的な異常を来すようになった疾患を指します。人の身体は、外見を含めて内臓も左右対称ではありません。心臓は左に位置していますし、肺も左は2つ、右は3つに分かれています。脾臓と呼ばれる臓器がお腹の中にはありますが、脾臓も左に存在するのみで右側には存在していません。

小腸から大腸についても、完全に左右対称の構造をしている訳ではなく、左右差を有しながらお腹の中に位置しています。 左右非対称であることが正常である人の身体ですが、発生段階で左右対称になってしまうことがあります。

特に、左側の構造物が右側にも認めるようになった状況を「左側相同」と呼びます。左側相同では、本来左側にのみに位置する脾臓が、身体の右側にも認めるようになります。通常よりも多くの脾臓を認めると言う意味から、この状況を「多脾症候群」と呼びます。

多脾症候群では、心臓や腸管などの構造についても異常を伴うようになります。 しかしながら、なぜこうした構造異常が引き起こされるかについての明らかな原因は同定されていません。極稀に遺伝的な要素を指摘できる場合もありますが、何故病気が発生したのか判らないことがほとんどです。

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