原因
子宮内反症には、自然に発生してしまう場合と、何らかの力が加わることで発生してしまう場合があります。自然発生の原因としては、子宮筋の緩み(羊水の量が多い、多胎(双子や三つ子)、複数回目の出産など)、急速に進行したお産、癒着胎盤(胎盤が子宮の内側と非常に強くくっついている状態)などが挙げられます。
また、咳や嘔吐してしまったときにお腹へ強い力がかかり、その勢いで柔らかい子宮底部が裏返ってしまうこともあります。何らかの力が加わることで発生してしまう場合には、胎盤用手剥離(胎盤の剥がれが悪いときに医師が胎盤を人工的に剥がすこと)、へその緒を無理に引っ張ってしまう、お母さんのお腹の上から子宮底部を無理に押すこと、などが原因として挙げられます。
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