治療
主にウイルス感染によって引き起こされる病気であるため、基本的には呼吸状態をサポートするための治療が中心です。
具体的には、加湿や外用薬の吸入・ステロイドの内服などが検討されます。基本的には数日の経過で自然軽快する病気であるため、ステロイドの内服も長期に必要というわけではありません。
ただし、呼吸状態が悪い場合には、酸素投与や気管内挿管による人工呼吸器なども考慮します。症状の程度によって、どの程度まで治療介入を行うかが決定されます。
急性声門下喉頭炎を予防するためには、通常の風邪と同様に外出後の手洗いやうがい、周囲に咳をしている人がいる場合や人ごみではマスクを着けましょう。また、普段から規則正しい生活や適度な食事、運動をすることも免疫力を高めるために重要です。
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