治療
感染性角膜炎の治療法は、原因によって異なります。
細菌や真菌が原因の場合
細菌や真菌などが原因の場合は、抗菌薬を用いて治療を行います。病原体の種類によって有効な治療薬が異なるため、検査で原因となっている病原菌を特定することが重要です。ただし、病原菌を特定できないこともあるため、その場合には抗菌薬に対する反応を観察しながら治療を行う必要があります。
また、病原体の種類や重症度によって治療にかかる期間は異なり、長い場合には数か月にわたって治療を続ける必要もあります。
アカントアメーバが原因の場合
病巣である角膜上皮を削り取る“病巣そう爬”という治療や、抗菌作用のある点眼薬などを用いた治療を併せて行います。
これらの治療で効果がみられない場合には角膜移植を検討する事例もあります。
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