だぼくしょう

打撲傷

症状

軽度な打撲傷では、患部の痛みや腫れ、熱感、発赤などが生じ、多くは数日から数週間で治ります。ダメージが加わった際に小さな血管が損傷すると、あざを作ることもありますが、特別な治療を必要とせずに自然に消失することがほとんどです。

また、大きなダメージが加わると、皮下組織や筋肉だけでなく大きな血管や神経、(けん)などを損傷して皮下血腫を形成したり、しびれが生じたりすることもまれではありません。また、外力が強いときには臓器損傷にも注意が必要です。

皮下血腫が大きくなり、組織内の圧力が上昇すると、血流が阻害されて周辺組織が壊死するコンパートメント症候群(前述)を発症することもあるので注意が必要です。

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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