ばつもうへき

抜毛癖

別名
トリコチロマニア
最終更新日
2017年04月25日
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2017/04/25
掲載しました。

概要

抜毛癖とはトリコチロマニアとも呼ばれる、1889年にフランスの皮膚科医 Hallopeauによって名づけられた病気です。抑えきれない衝動により、自らの毛髪を引き抜くことで脱毛病巣を作ります。そのため、毛髪自体の病気ではなく、抜毛行為を止めれば毛は生えてきます。小学生から中学生の学童期の発症が多く、性差は女性に多いとされています。一種の癖であるため、脱毛に対して治療を行う必要はありませんが、一方で何らかの脱毛症と間違われ治療されることがあり注意を要します。

原因

抜毛によっておこります。抜毛に至る原因として、家族・友人・学校関係における問題を原因と指摘する報告が多くあります。

症状

抜毛による脱毛は頭毛に最も多いですが、眉毛・睫毛などでもみられます。円形脱毛症と異なり、脱毛斑の境界は不鮮明で、形も円形だけではなく様々な形を呈します。円形脱毛症のように完全脱毛斑とはならず、抜毛によって切られた毛が不規則に残ることが多いです。

検査・診断

不自然・不完全な脱毛部の状態を観察することで、診断は可能です。抜毛行為は緊張場面でよく起こるため、勉強机のそばなどに多く毛が認められ、枕やブラシなどには毛が付着していないことを確認することが診断の一助となります。

抜毛を本人や家族が認めれば診断は確実となりますが、抜毛が無意識に行われ、本人や家族が抜毛を認めないことも多いです。

治療

精神的ストレスを我慢し、それから逃避することで抜毛行為に至るため、抜毛癖ではストレスの原因となっている人間関係や環境変化を理解することが大切です。むやみに抜毛行為を叱らず、優しく注意するなどして止めさせることが必要です。治療に苦慮する場合には、精神科医に相談する必要があります。

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