検査・診断
新生児肺炎の診断は、画像検査や血液検査、各種細菌検査をもとにして行います。胸部単純レントゲン写真では、肺に炎症が生じている画像的な変化を確認します。血液検査では、CRPを始めとした炎症所見を確認したり、体内のアシドーシスの状況を確認したりします。
細菌検査では、痰や血液を用いて原因となっている細菌を同定します。顕微鏡的に細菌の見た目を評価したり、培養したりすることで原因菌をより正確に鑑別します。また、培養検査では薬剤の感受性を調べることもあり、治療薬の選択に有益な情報をもたらします。さらに、ウイルスの関与が疑われる場合には、そのウイルスに対する抗体検査やウイルス分離といった手段をとることが検討されます。
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