検査・診断
根尖性歯周炎が疑われた場合に一般的に行われる検査・診査としては、問診、口腔内の診査、歯の打診、温度診・歯髄電気診、エックス線検査などが挙げられます。
まず問診でいつから症状がでて、痛みがどのように変化したのか、痛みが誘発される行動があったのかなどを確認します。
次に口腔内を診て、むし歯(う蝕)の有無や歯肉の腫れの有無、場所などを確認します。疑われる歯を垂直的・水平的に少し叩いて、痛みのある歯を特定します。また、根尖性歯周炎では歯髄が死んでいることが多いため、温度診や歯髄電気診で温度刺激や電気刺激を加えても反応が起こらない場合は根尖性歯周炎の原因歯と考えることもあります。さらにエックス線検査では、根尖周囲の歯を支えている骨の状態を調べます。
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