症状
食道やのど、直腸に異物がある場合、まずは異物感や痛みが生じます。胃や小腸、大腸の中に異物がある場合は、異物感を生じることはなく、ほぼ無症状です。
以下のように、異物が危険な状態を引き起こすこともあります。
ボタン電池を飲み込んだ場合
接触している粘膜を損傷し、消化管が破れる(穿孔:せんこう)ことがあります。この場合、特に胃や十二指腸のような上部消化管では非常に激しい腹痛や吐き気、おう吐といった症状が現れます。
薬の包装、針、魚の太い骨などを飲み込んだ場合
粘膜を傷つけて穿孔を起こすことがあります。
小石のような異物を大量に飲み込んだ場合
食べ物の通り道が塞がってしてしまうため、腸閉塞のような腹痛、吐き気、おう吐といった症状がみられることもあります。そのほかにも、磁石を別々に飲み込んだ場合に危険な状態を引き起こすことがあります。
そのほかにも、磁石を別々に飲み込んだ場合に危険な状態を引き起こすことがあります。
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