治療
淋菌性結膜炎は適切な治療が行われないと角膜に炎症が波及し角膜が穿孔して、失明に至ることがあります。特に淋菌は近年、多剤耐性化が顕著であるため、薬剤感受性試験の結果を参考にし、抗菌薬を選択します。さらに角膜潰瘍がみられた場合には、積極的に抗菌薬の全身投与も行います。角膜が穿孔した場合には、角膜移植術などの外科的処置を考えますが、十分な抗菌薬投与を行った上で検討します。
淋菌性結膜炎は性感染症であることが多く、確定診断された場合にはパートナーの感染の有無のチェック、治療も必要となります。
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