治療
保存的治療
まずは排便習慣の正常化が重要です。過度にいきまなくてもスムーズに排便できるよう、生活習慣の改善や高繊維食の摂取がすすめられます。また便を柔らかくするため緩下剤の使用や座薬の使用も考慮されます。
手術
肛門からの脱出や腫瘤性病変からの出血が高度な場合は、手術により切除することもあります。結紮切除術と呼ばれる手術が行われることが一般的です。
内視鏡治療
隆起性病変のある粘膜脱症候群に対し、内視鏡で切除術(内視鏡的粘膜下層剥離術:ESD)を行い、治癒したとの報告例もあります。
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