ねんまくだつしょうこうぐん

粘膜脱症候群

最終更新日:
2017年04月25日
Icon close
2017/04/25
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

検査・診断

問診や肛門の診察で粘膜脱症候群が疑われる場合は大腸内視鏡検査を行います。大腸内視鏡検査により、潰瘍性病変や隆起性病変などの有無や広がりを確認することができます。

その後、病変部分から組織を採取し、病理検査で繊維筋症という特徴的な所見が確認されれば確定診断がつきます。しかし、粘膜脱症候群の病変は硬いため、生検だけでは十分な組織を得ることができず、確定診断ができないことも少なくありません。このような場合は、内視鏡を用いたり肛門を介して器具を挿入したりして病変を切除することで診断と治療を同時に行うこともあります。

排便習慣を伝えることが大切

粘膜脱症候群は比較的最近になって提唱された病気です。また、内視鏡検査で確認できる肉眼像だけでは直腸がん炎症性腸疾患潰瘍性大腸炎クローン病)などとの見極めが難しい症例も存在します。粘膜脱症候群の可能性を疑うきっかけのひとつは、「過度のいきみを伴う排便異常」です。そのため、医療機関では担当医に自身の排便習慣を伝えることが大切です。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「粘膜脱症候群」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

粘膜脱症候群

Icon unfold more