治療
基本的には、病変部位を完全に切除することで治癒を目指します。病変が広範囲にわたり皮膚を大きく切除する必要がある場合には、植皮術が必要とされることもあります。
手術が第一に考慮される肛門部ボーエン病ですが、手術以外の方法が選択されることもあります。
具体的には、液体窒素を用いた凍結療法(液体窒素により細胞を破壊する)、抗がん剤を用いた薬物療法、レーザー療法などが行われます。
実際にどのような治療を選択するかは、病変の大きさや数、患者さんの全身状態などから総合的に判断されます。
医師の方へ
「肛門部ボーエン病」を登録すると、新着の情報をお知らせします