検査・診断
脊髄血管腫では、血管腫の存在を確認するために、CTやMRIなどの画像検査が行われます。特にMRI検査は神経への圧排や病変位置・大きさを正確に評価することが可能で、他の脊髄腫瘍との鑑別にも有用であるため、一般的に広く行われます。
また、治療方針を決めるうえで、血管腫と各種動脈や静脈とのつながりを詳細に観察することが必要になるため、造影剤を用いた脊髄血管撮影が行われます。
他の脊髄腫瘍と鑑別し確定診断を行うために、針を血管腫に刺して組織の一部を採取し、病理検査が行われることもあります。ただし、この検査では、出血などのリスクを伴います。
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