検査・診断
膀胱造影を行います。これは尿道カテーテルを挿入し、造影剤を膀胱内に注入し透視(レントゲンをリアルタイムに撮影する)を行います。膀胱損傷がない場合は。造影剤は膀胱内にとどまります。しかし、膀胱損傷がある場合は膀胱の外へ造影剤が漏れてみえます。また、最近では尿道カテーテルを留置し、造影剤を膀胱内に注入したあとにCTをとります。CTで造影剤の膀胱の外へ漏れがないかを確認する方法もあります。
尿が腹腔内に漏れ、腹水がみられる場合は、お腹から針を刺し腹水を抜き、腹水を検査することがあります。検査の結果、採取した腹水が尿と特定されると、膀胱損傷と診断されます。
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