症状
薬物への強い欲求が抑えきれず、摂取せずに過ごすことができなくなります。意識ではやめた方がいいとわかっていても欲求に抗うことができず、頭の中が薬物のことで一杯になり、薬物摂取を渇望し、何が何でもその薬物を摂取しようとくり返すことになります。
また、初期の段階では少量で満足が得られていても、同じ効果を得るための薬物量がだんだん増えていくため(耐性)、その結果、薬物の使用量も増えていき、依存状況が深刻化します。
さらに薬の使用を止めると、離脱症状といわれる症状がみられることがあります。具体的には、不眠や不安、下痢や嘔吐などの症状です。
こうした不快な離脱症状に対応するため、再度薬物を摂取してしまうことになります。
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