治療
足趾屈筋腱損傷では、腱の損傷が生じた状況や腱の損傷具合などの情報をもとにして治療方針が決定されます。バレエなどのスポーツに関連して引き起こされている場合には、腱の安静を保つために一時的に中断を勧められることもあります。
足への負担を軽減するために、適した靴の着用、体幹バランスを整えるための筋肉トレーニング、姿勢の矯正なども適宜考慮されます。
また、痛みに対して鎮痛剤を使用することもあります。さらに、状況によっては手術的な治療介入を行うことで損傷を修復することもあります。
足趾屈筋腱損傷を思わせる痛みや変形は、きっかけとなる外傷から時間が経過してから生じることもあります。そのため、気になる症状がある場合には早期に医療機関の受診を検討することが大切です。
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