治療
現在のところ、近視性網脈絡膜萎縮に対する効果的な治療法はなく、萎縮した網膜や脈絡膜を再生させることはできません。萎縮が進行すると最終的には失明する可能性があるため、近視を進行させないことが重要です。
屋外活動の減少やスマートフォンの普及などによって、近年は子どもの近視患者が増加しています。近視は進行すると、中高年期に近視性網脈絡膜委縮をはじめとする目の病気になる可能性が高まるといわれています。海外では子どもの近視を防止・抑制させるために国家規模の研究や取り組みが行われている国もあり、日本においても同様の取り組みが進むことが期待されます。
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