治療
これまで、遺伝子網膜ジストロフィーに対する根本的な治療法は確立されていませんでした。しかし、対象の患者や実施している施設は限られますが、近年“両アレル性RPE65遺伝子”の変異が原因で発症した患者向けに注射薬が開発されるなど、研究開発が進められています。
ほかにも、視機能の低下による日常生活の支障を支援するための“ロービジョンケア”も行われます。ロービジョンケアとは、視機能の低下によって日常生活にさまざまな支障を抱える患者に対する支援です。眼科医師のほか、視能訓練士や看護師など多職種のスタッフが連携して、リハビリテーションや福祉制度利用の支援などを行います。
医師の方へ
「遺伝性網膜ジストロフィー」を登録すると、新着の情報をお知らせします