治療
黄色ブドウ球菌食中毒は、一般的には1〜2日の間の経過で症状の改善を期待できます。この間、脱水にならないように適宜水分補給をおこないます。経口補水液での補給や症状が強い場合には点滴の実施も考慮されます。
黄色ブドウ球菌食中毒は、食品中への黄色ブドウ球菌の混入が発症の発端となります。そのため、食料品を取り扱う際には、手洗いをしっかりと行い衛生環境を保った状態で調理にあたることが重要です。
特に膿がでている場合、黄色ブドウ球菌が多数存在するため、手に膿を伴う傷があるときには調理を避けることも大切です。
また、調理後の食品を冷蔵して毒素の産生を抑える、できるだけ早く摂取する、などを心がけることも予防のためには重要です。
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