あんかかんれんけっかんえん

ANCA関連血管炎

監修:

原因

ANCA関連血管炎は、ANCAと呼ばれる自己抗体と関連して発症する病気です。血液中には白血球が存在しますが、その中には好中球と呼ばれるタイプの細胞があります。自己抗体が出現することで好中球が活性化され、ANCA関連血管炎の発症に至ります。

ANCAが存在すると、活性化された好中球が特定の血管に対して炎症を引き起こすようになります。本来炎症は、病原体やけがなどに際して引き起こされる生体の防御反応ですが、ANCA関連血管炎ではそうした事態がないにもかかわらず、不要な炎症反応が血管で引き起こされることになります。その結果として、全身の各部位において血管炎が生じるANCA関連血管炎の発症に至ります。

最終更新日:
2021年03月11日
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2021/03/11
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