獨協医科大学埼玉医療センター こころの診療科 教授
精神科医となって以来、都心の大学病院・農村の精神科病院・駅前のクリニック・企業の健康管理センター・児童相談所と多様な治療セッティングのもとで診療を行う。この多彩な臨床経験をもとに、就学前から超高齢者までの、ほぼすべての年齢層の患者を診察。対象疾患も、うつ病・統合失調症・発達障害・知的障害・認知症・不安障害・パーソナリティ障害等、全領域にまたがる。近年は、プラダー・ウィリー症候群という希少疾患を、日本の精神科医としては最も多数例診ている。一方、司法精神鑑定医として、埼玉県内の事件を中心に数々の重大事件の精神鑑定を行い、精神保健判定医として多数の医療観察法審判に関与。刑事・民事ともに、法廷で精神鑑定人として証言する機会も多い。現在は、獨協医科大学越谷病院こころの診療科にて、セカンドオピニオン外来を開設。他の医療機関通院中の患者さんに対して、専門的見地からのコンサルテーションを行っている。今後も「精神科医としての守備範囲日本一」をめざし、限界に挑戦するつもりで広範な領域に関与していく予定。
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獨協医科大学埼玉医療センター
1987年 東北大学医学部卒業
1994年 自治医科大学大学院修了、医学博士
2001年 ケンブリッジ大学大学院修了、PhD
2008年 獨協医科大学越谷病院こころの診療科教授
[著書]
『精神科医島崎敏樹―人間の学の誕生』(東信堂)
『激励禁忌神話の終焉』(日本評論社)
『精神鑑定の乱用』(金剛出版)
『思春期の精神科面接ライブ』(星和書店)
『プライマリケアの精神医学』(中外医学社)
『生活習慣病としてのうつ病』(弘文堂)
『子どものこころ医療ネットワーク―小児科&精神科in 埼玉』(共編、批評社)
『くすりにたよらない精神医学』(共編、日本評論社)
『うつの8割に薬は無意味』(朝日新聞出版)
[分担執筆]
“The Encyclopedia of Global Bioethics” (Springer)’( “Disease mongering”の項を担当)(近刊予定)
“Deviance across Cultures: Constructions of Difference, Second Edition”(Oxford University Press)( A cold of the soul: A Japanese case of disease mongering in psychiatryの章を担当), 2014.
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