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うつ病

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うつ病とは

うつ病とは、気分の落ち込みややる気がでないといった症状がある精神的な疾患であることは知られていますが、それに伴って睡眠障害、ホルモン系の異常など体にも症状が現れる疾患です。気分が落ち込む・やる気がでないなどといった抑うつという症状は誰にでも起こるものですが、通常であれば2、3日もすれば抑うつ症状はなくなります。しかし、うつ病患者さんでは2週間以上抑うつ症状が持続します。また、日本人では100人あたり3~7人うつ病の経験があるというデータもあり、患者数も増加傾向にあります。

うつ病の原因

うつ病が発症する原因や仕組みは未だ解明されていませんが、いくつかの要因が重なって発症すると考えられています。その要因とは「うつ病になりやすい性格」と、「環境的な要因によるストレス」があるといわれております。「うつ病になりやすい性格」としては生真面目な性格であり、「環境的な要因によるストレス」とは仕事に関するストレス、出産や育児に関するストレス、離婚や事故などといった人生の中での大きなイベントによるストレスがあります。また、気分や意欲に関係する脳内物質のセロトニンやノルアドレナリンの減少も、うつ病発症の原因と考えられています。

うつ病の症状

うつ病の症状は精神的な症状と身体的な症状があり、一般的に2週間以上持続している場合は、うつ病の症状と考えられます。
精神的な症状は、気分が落ち込む・何となく悲しい・不安や焦りがあるなどの感情に関するもの、やる気がでない・集中できないなどの意欲に関するもの、決断力が鈍る・妄想があるなど思考に関するものがあります。身体的な症状は、睡眠障害、性欲減退、月経不順、疲労感・倦怠感、食欲不振、のどの渇き、首や肩のこり、胃部不快感、下痢・便秘、頻尿、性欲減退、月経不順などがあります。

うつ病の検査

うつ病の検査は、医師が面談を行い、ストレスの状況、精神的・身体的な症状、自分の性格、家族のことなど、うつ病発症のリスクの有無を確認します。加えて、DSM-IV(アメリカ精神医学会で定めている精神疾患の分類と診断のマニュアル)というチェックリストを用いて、うつ病の症状がどれくらいあるのかを確認し、うつ病の進行具合を確認します。また、患者さんだけでなく家族からも聞き取りを行い、これらのすべての情報を総合的に確認した上で、うつ病の診断を行います。

うつ病の治療

うつ病治療は、休養・薬物療法を基本とし、精神療法を組み合わせて行われます。
うつ病治療において休養は重要視されており、しっかりと休むことで心身ともにストレスから解放され、低下したエネルギーを充電することができます。薬物療法は、セロトニンやノルアドレナリンの取り込みを防止し、それらの量を増やすSNRIやSSRIという抗うつ薬、不安な気持ちを解消するために抗不安薬、睡眠障害には睡眠薬などが用いられます。これらに加えて、抗うつ薬の効果を高めるために、気分を安定させる気分安定薬が使用されます。精神療法は、患者さんの話をよく聞いて理解し、適切なアドバイスを行う支持的精神療法を中心とし、その他の療法として認知行動療法や対人間関係療法などがあります。

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