帝京大学医学部緩和医療学講座 主任教授、帝京大学医学部附属病院 緩和ケアセンター センター長・緩和ケア内科 診療科長

日本緩和医療学会 緩和医療専門医

有賀 悦子 あるが えつこ 先生

1987年より外科で研鑚を積んだが、出産・育児を契機に渡米し、腫瘍免疫の研究と緩和ケアの研修をはじめた。帰国後は、終末期に留まらない、がん治療期からの緩和ケアの普及および教育の国内整備にあたった。2013年には国内で数少ない独立した緩和医療学講座の教授となり、2017年には日本癌治療学会の女性初の理事に就任。2022年~3年間、患者・市民参画の研修に活用できるカリキュラム作成を研究班にて開発。2024年4月から緩和医療学講座主任教授。

基本情報

診療科・主な得意領域

  • 緩和ケア内科
  • 緩和医療学

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資格・学会・役職

日本緩和医療学会 緩和医療専門医
  • 帝京大学医学部緩和医療学講座 主任教授
  • 帝京大学医学部附属病院 緩和ケアセンター センター長・緩和ケア内科 診療科長
  • 医学博士 取得
  • 日本緩和医療学会 理事・地区委員会委員長他・第22回(2017年)学術大会大会長
  • 日本癌治療学会 代議員・患者連携・PALプログラムワーキンググループ委員長
  • 厚生労働省 全国がん登録情報提供等審議委員会委員

所属病院

帝京大学医学部附属病院

  • 内科 アレルギー科 血液内科 リウマチ科 外科 精神科 脳神経外科 呼吸器外科 消化器外科 腎臓内科 心臓血管外科 小児科 小児外科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 ペインクリニック科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 緩和ケア内科 腫瘍内科 感染症内科 消化器内科 糖尿病内科 内分泌内科 膠原病内科 脳神経内科 肝胆膵外科 血管外科 総合診療科 病理診断科
  • 東京都板橋区加賀2丁目11-1
  • JR埼京線 十条 北口 徒歩10分 都営三田線 板橋本町 A1番出口 徒歩13分 JR埼京線 板橋 西口 国際興業バス 王22系統 帝京大学病院経由 王子駅行き 帝京大学病院下車 バス
  • 03-3964-1211
公式ウェブサイト
帝京大学医学部附属病院

医療記事

来歴等

略歴

1987年 筑波大学医学専門学群 卒業・東京女子医科大学腎臓外科入局
1993年 米国ミシガン大学 腫瘍外科学 リサーチフェロー
1996年 国立がんセンター東病院 緩和ケア病棟 医員
1999年 東京女子医科大学 在宅医療・緩和医療学 講師
2003年 国立国際医療(研究)センター 緩和ケア科 十六階病棟医長
2008年 帝京大学医学部内科学講座 緩和医療科 教授
2012年 帝京大学医学部内科学講座 緩和医療科 教授
2013年 帝京大学医学部緩和医療学講座 緩和ケア内科 教授・診療科長
2018年 帝京大学医学部附属病院 緩和ケアセンター センター長(兼務)
2024年 帝京大学医学部緩和医療学講座 緩和ケア内科 主任教授・診療科長

論文

  • A randomized, double-blind, non-inferiority study of hydromorphone hydrochloride immediate-release tablets versus oxycodone hydrochloride immediate-release powder for cancer pain: efficacy and safety in Japanese cancer patients. Japanese Journal of Clinical Oncology. 48(6) 542-547. 2018

    Inoue S, Saito Y, Tsuneto S, Aruga E, Takahashi H, Uemori M.

  • Skeletal muscle loss and prognosis of breast cancer patients. Support Care Cancer, 25(7): 2221-2227, 2017

    Kubo Y, Naito T, Mori K, Osawa G, Aruga E.

  • Collaboration between physicians and a hospital-based palliative care team in a general acute-care hospital in Japan. BMC Palliative Care 2010,9(13)

    Tamiya N, Okuno M, Kashiwakgi M, Nishikitani M, Aruga E

  • Interleuki-12 and Interleukin-18 synergistically Induce Murine Tumor Regresion Which Involves Inhibition of Angiogenesis. J Clin. Invest, 101(6): 1441-1452, 1998

    Coughlin CM, Salhany KE, Wysocka M, Aruga E, Kuruzawa H, Chang AE, Hunter CA, Fox JC, Trnchieri G and Lee WMF

  • Recombinant Interleukin 12 Enhances Cellular Immune Responses to Vaccination only After a Period of Suppression. Cancer Research, 58, 491-499, 1998

    Kurzawa H, Wysocka M, Aruga E, Chang AE, Trinchieri G, Lee WMF

  • Immune Responsiveness to a Murine Mammary Carcinoma Modified to Express B7-1, IL-12 or GM-CSF. Cancer Gene Therapy, 4(3); 157-166, 1997

    Aruga E, Aruga A, Arca MJ, Lee WMF, Yang NS, Smith II JW and Chang AE

  • Immunotherpay of Murine Breast Cancer by Lymph Node Cells Primed by Tumor Modified to Secrete GM-CSF. Cancer Gene Therapy, 2:4:311, 1995

    Aruga E, Aruga A, Arca MJ, Smith JW and Chang AE

  • Reduced Efficacy of Allogeneic versus Syngeneic Fibroblasts Modified to Secrete Cytokines as a Tumor Vaccine Adjuvant. Cancer Research, 57(15); 3230-3237, 1997

    Aruga A, Aruga E, Chang AE

  • 末期腎不全患者の終末期症状の実戦的緩和ケア. 日本透析医会雑誌 2018,33(1):128-133

    有賀悦子

  • 非がん疾患の緩和ケア -腎不全. 日本における緩和ケアの現状と今後の方向性 -緩和ケアを俯瞰して. 日本医師会雑誌 2017; 146(5):957-960

    有賀悦子

著書

  • 【単著】スキルアップ がん症状緩和.南江堂,2018

  • 【単著】緩和ケア55 -緩和ケアチーム コンサルテーションの実際.篠原出版新社,2010

  • 【共著】緩和ケア総論.専門家をめざす人のための緩和医療学.日本緩和医療学会編. 2019

  • 【共著】がんの親をもつ子どもたちをサポートする本. 青海社, 2017

  • 【共著】症例を時間で切って深く知る!がん緩和医療. 日本医事新報社, 2017

  • 【共著】臨床頭頸部癌学 系統的に頭頚部癌を学ぶために. 南江堂. 220-226, 2016

  • 【共著】がん緩和医療.入門腫瘍内科学 改訂第2版.篠原出版社.136-140,2015

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