ひきこもり

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最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

ひきこもりはどんな方でも発症する可能性があると考えられており、未然に発症を予防することは現時点(2017年時点)では難しいと考えられています。そのため、ひきこもり状態になってから何らかの介入を行う、ということが一般的になります。ただし、医療の介入を必要とするかどうかは、本人や家族がひきこもりに対してどう思っているのか、が重要になります。本人がその状態に自足していて一人で充実した活動をしていたり、順調に何らかの成果を出していたりする場合に医療の介入は必ずしも必要ありません。

本人がひきこもりをやめたいのにやめられない、周囲に対しても問題を及ぼしている状態では、何かしらの介入が求められます。ひきこもり対応の基本は、「ひきこもった原因を探すこと」ではありません。「何が抜け出すことを阻害しているか」を理解し、阻害要因をひとつひとつ取り除いていくことです。大きな阻害要因のひとつが、家族の誤った対応であることが少なくありません。ひきこもりの治療的支援は段階的になされます。(1)家族相談、(2)個人療法、(3)集団適応支援です。家族相談で重要なことは、本人がもう一度他者と触れ合うことができるように家族が協力することです。

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