検査・診断
りんご病の確定診断は、血液中にヒトパルボウイルスB19に対する抗体(ヒトパルボウイルスB19を攻撃するたんぱく質)の血液検査が行われます。特に感染してからすぐに産生されるIgM抗体を確認します。
一方で、指定医療機関でりんご病を発症した患者がいる場合は、感染症法によって届け出義務があります。その際、厚生労働省は、“左右の頬に赤い皮疹があること”、“腕と足にレース状の皮疹があること”の2つの症状があれば検査をしなくてもりんご病と診断してよいとしています。このためりんご病を診断するうえでは必ずしも血液検査が行われるとは限らないですが、妊娠初期の場合には胎児に影響が出るために検査されることがあります。
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