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あんちえいじんぐ

アンチエイジング

同義語
抗加齢医学,抗加齢医療

※この用語は、医学的には病名ではない場合、もしくは病名として認められつつある段階である場合があります。また、医療や身体にまつわる一般的な用語を掲載している場合があります。

最終更新日
2021年05月06日
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2021/05/06
更新しました
2021/04/22
掲載しました。

概要

アンチエイジングとは、日本語では“抗加齢”を意味し、加齢による体の変化(老化)をケアして、いつまでも若々しく長生きすることを目指す言葉です。
特に、検査によって老化の兆候を評価し、加齢によってもたらされる体の変化に医学的な介入を行うことで健康寿命を延ばそうとする取り組みをアンチエイジング医学(抗加齢医学)と呼ぶこともあります。これまでの医療の中心であった病気の治療とは異なり、より若々しく健康な状態を維持しようとする新しい医療として注目されています。
アンチエイジング医学では、アンチエイジングドックと呼ばれる検査で老化の兆候を評価し、個々の老化の状況に合わせた生活習慣の改善やサプリメント指導、ホルモン補充療法といったより積極的な取り組みを行っていきます。

原因

アンチエイジングがターゲットとする“老化”がなぜ進むかについては、さまざまな要因が複雑に絡み合っており、いまだ多くのことは正確に解明されていません。現在分かっている主な原因としては、細胞機能の低下、遺伝子の変異、免疫力の低下、ホルモン分泌量の低下、活性酸素による酸化ストレスなどが考えられています。

これらは加齢による自然な体の変化による場合も多いのですが、生活習慣が影響している場合もあります。たとえば活性酸素は車の排気ガス、たばこ、紫外線、激しい運動、心理的ストレスなどによって増えることが知られており、こうした生活習慣が老化を早める原因の1つになると考えられています。

症状

老化による症状は体のあらゆる臓器に現れます。アンチエイジングがアプローチする体の変化の例として、血管の動脈硬化、血液の老化(血液中の脂質バランスの崩れ)、活性酸素の増加と抗酸化力の低下、ホルモンバランスの崩れ、免疫機能の低下などがあります。また、一般的な人間ドックなどで評価される肝機能、腎機能、糖代謝機能、血球成分などにも加齢による衰えがみられます。このほか骨や関節、筋肉などの体の構成成分のバランスが崩れ、歩く、階段を上がるなどの日常的な運動機能にも変化がみられることがあります。

検査・診断

アンチエイジング医学の実践のために行われる検査にアンチエイジングドックと呼ばれるものがあります。アンチエイジングドックで行われる検査の内容は医療機関によっても異なりますが、通常の人間ドックで行われる一般の検査項目(血液検査、尿検査、問診など)に加え、血液検査や超音波検査、運動機能検査などによって血管年齢、ホルモン年齢、神経年齢、筋年齢、骨年齢や酸化ストレス度といった、老化の指標となる体の変化を評価します。

これらの検査は特定の病気の診断を目的としたものではなく、病気を発症する前のより早い段階で対処できるように老化の兆候を見つけることを目的としています。

セルフケア

アンチエイジングの基本は食事、運動、ストレスといった生活習慣の見直しです。さらに医師の指導の下、より積極的な医療介入が行われることもあります。アンチエイジング医学では、アンチエイジングドックの結果に基づいて、専門医がどのように生活習慣を改善するべきかアドバイスします。

生活習慣の改善

生活習慣や栄養状態の改善はアンチエイジングの基本です。適量飲酒、禁煙、脂肪が少ない食事、毎日の運動習慣、睡眠時間の確保などがアンチエイジングに効果があると考えられています。

また、アンチエイジングドックの結果に基づき、専門医がどのように生活習慣を改善するかアドバイスすることもあります。たとえば、骨年齢が実年齢に比べて高ければ骨に刺激を与える運動や有酸素運動など、筋肉量の低下が認められれば筋肉量を増加させる筋トレなどの指導があります。

より積極的な医療介入

アンチエイジング医学では、生活習慣の改善に加えて薬物療法(ホルモン補充療法など)、サプリメント療法、その他特殊療法(皮膚科、形成外科、美容外科による皮膚疾患への対応など)が活用されることもあります。また、アンチエイジングドックの結果から何らかの病気が疑われる場合は、医療機関にて疾患診断のための検査を行い、病気のための治療を行うこともあります

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