検査・診断
皮膚病変の上にカポジ水痘様発疹症の典型的な発疹があれば診断できることがほとんどです。
ただし、とびひなどの病気と見分けがつけにくいときには鑑別が必要です。小水疱の組織を採取して顕微鏡でウイルス性の大きな細胞(ウイルス性巨細胞)が確認された場合や、イムノクロマト法*で単純ヘルペスウイルスの抗原(たんぱく質)が検出できた場合はカポジ水痘様発疹症である可能性があるといえます。
*イムノクロマト法:抗原抗体反応を利用した検査。小水疱などの組織の内容物やぬぐった検体を抽出液に浸し、検査キットに滴下することで簡易的に検査することができる。
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