ぎらん・ばれーしょうこうぐん

ギラン・バレー症候群

同義語
急性炎症性脱髄性多発根神経炎,急性特発性多発神経炎,GBS
最終更新日:
2021年01月20日
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2021/01/20
更新しました
2017/04/25
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治療

ギラン・バレー症候群は特別な治療をしなくても自然に軽快していくケースが多いとされています。しかし、重症化した場合はできるだけ早い段階で次のような治療が行われます。

血液浄化療法

血液中の有害な物質を取り除いて体内に戻す治療法です。ギラン・バレー症候群に対して血液浄化療法を行うと、症状が軽くなり、回復が早くなることが分かっています。頻度や回数は重症度によって異なりますが、多くは1日おきに4~5回程度の治療が行われます。

免疫グロブリン大量静注療法

原因となっている免疫反応(抗体)を抑えるため、大量の免疫グロブリン製剤を点滴で投与する治療方法です。

症状を改善するための治療

ギラン・バレー症候群はさまざまな症状が引き起こされるため、それぞれの症状を改善するために治療が行われます。具体的には、呼吸困難に対する人工呼吸器装着、嚥下(えんげ)困難(物が飲み込めない)に対する栄養管理(経管栄養)などが挙げられます。

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