検査・診断
肺炎を起こしていることを確認するためには、胸部単純レントゲン写真などの画像検査が必要です。
また、画像検査に加えて、クラミジアトラコマチスが原因であることを確認するための検査も行われます。クラミジアトラコマチスに感染すると、病原体を体内から排除するための免疫反応が起こって抗体と呼ばれる物質が体の中で産生されます。クラミジアトラコマチスに対する抗体を血液検査にて測定することでクラミジアトラコマチスに感染したことを証明することがあります。
また、クラミジアトラコマチスは、人が本来有していない遺伝子を持っているため、この特有の遺伝子を検出することで、病原体の存在を証明することもあります。具体的には、咽頭拭い液や痰などの検体をPCR法と呼ばれる遺伝子検査により調べます。そのほかにも、直接的にクラミジアトラコマチスそのものに含まれる抗原の検出を試みることもあります。
医師の方へ
「クラミジアトラコマチス肺炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします