治療
免疫が正常な人では、特別な治療を行わなくても経口補水液を用いて脱水にならないよう注意していれば自然に治ります。
そのため、病院で行う治療としても対症療法が中心で、経口補水液の投与に加え、必要に応じて消化管の動きを抑える鎮痙剤や、激しい下痢がある人に対して止瀉薬が用いられます。
エイズなど免疫不全者で下痢が長期間続いている場合には、抗原虫薬のパロモマイシン硫酸塩による3週間の経口投与を行います。国内では未承認ですが抗原虫薬のニタゾキサニドが用いられることもあります。
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