治療
グッドパスチャー症候群では、ステロイドや免疫抑制剤を中心とした薬剤を使用することで、免疫学的な異常を抑制するアプローチが行われます。また、問題となっている自己抗体である抗基底膜抗体を血液中から除去することを目的として、血漿交換療法が行われることもあります。
腎機能障害が進行してしまい、不可逆的(もとに戻らない)な機能低下をきたすこともあります。この場合には、透析や腎移植が必要になることもあります。
一度、病状のコントロールが得られれば、再発することはほとんどないとされており、ステロイドの使用を止めることも検討できます。そのため、病気の発症が疑われるような場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることがとても重要です。
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