検査・診断
全身の免疫状態が悪い方の眼底検査で、特徴的な黄白色の網膜滲出斑と呼ばれる病変と網膜出血を伴う網膜血管の炎症をみたらこの病気と診断します。
全身状態と眼底の所見からこの病気はほぼ診断できます。しかし、より確実に診断するためには眼の中にある水分(前房水)を小さな注射器で採取して、その水に含まれるサイトメガロウイルスの遺伝子を直接検出する方法(ポリメラーゼ連鎖反応といいます)もあります。この方法で、ほかのウイルスによる網膜感染症と区別することもできます。
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