症状
発症早期には、中枢神経系と循環器系の症状が現れるとされています。
初期症状
続いて現れる症状
- 興奮
- 混迷:中等度の意識障害。外から強い刺激を与えると反応を示すことがある。
- 昏睡:重度の意識障害。外から刺激を与えても反応を示さない。
- 無呼吸
- 全身性痙攣
- 徐脈:脈が遅くなること
- 血圧低下
- 肺水腫:肺胞のなかに毛細血管から滲み出した液体成分が貯まり、酸素の取り込みが障害される病気。呼吸困難などの症状を呈する。 など
また、重症例の場合、以下の症状が認められることもあると報告されています。
- 固定散瞳:瞳孔が拡大すること。
- 呼吸機能や循環機能の悪化を伴う意識障害
- 昏睡
- 痙攣
皮膚を介してシアン化物が吸収された場合には、全身性の症状を起こすことや、熱傷を生じることがあります。
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