検査・診断
トルエン中毒・シンナー中毒が疑われる場合、まずはシンナーを吸い込んだり、飲み込んだりしたことがあるかどうかを確認します。患者の吐いた息や衣服などから石油の匂いがした場合は強く疑われます。
トルエン中毒・シンナー中毒では化学性肺炎を引き起こすことがあるため、胸部X線検査による肺の所見や、血液検査・パルスオキシメーターなどによる血液中の酸素濃度などを確認し、肺炎の有無を調べます。そのほか、心電図検査や肝機能、腎機能を調べる検査に加え、トルエンやシンナーの影響による脳の損傷が疑われる場合は、MRI検査も実施します。
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