はちししょう

ハチ刺傷

別名
ハチさされ,蜂刺症
最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

ハチ刺傷では、急性期の対応が重要です。ハチに刺された際には、局所の毒を洗い流します。また、針が皮膚に残っていることもあるため、ピンセットなどを用いて抜き取ります。ただし、ミツバチの針には毒嚢が付着していることから、誤って体内に注入しないように注意することが必要です。現場での応急処置を行いつつ、必要に応じて医療機関への受診を検討します。

皮膚に対しては、抗ヒスタミン薬やステロイド軟膏などを使用します。血圧低下や呼吸障害などのアナフィラキシーショックの疑いがある場合には、アドレナリンの筋肉内注射、ステロイド、気管支拡張剤吸入、点滴などの処置を迅速に行うことが必要です。

ハチの毒に対してアレルギー反応を示す方は、次に刺されることで再度重篤なアレルギー反応が生じる可能性があります。そのため、ハチに刺されたときの緊急薬として注射薬を携帯することが望まれます。

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