軽症な場合にはほぼ無症状なこともあります。しかしながら、感染と炎症が強まってくると、バルトリン腺周囲、つまり外陰部(陰唇)の周囲が赤く腫れ、多くの場合は強い痛みをともないます。
治療せずに進行すると、歩行が困難な程の痛みとなり、腫れによる圧迫によって排尿・排便障害をきたすこともあります。また、性交渉の際に痛みを感じ、気付くケースもあるようです。一般的にバルトリン腺膿瘍は左右どちらかに発生し、両側に同時にみられることはまれです。
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