治療
バーキットリンパ腫は、病状を放置してしまうと急速に病状が悪化します。そのため診断がつき次第、適切な治療を受けることが重要です。具体的には、シクロホスファミド、シタラビン、メトトレキサート、リツキシマブなどの薬剤を用いながら腫瘍細胞の根絶を目指します。また、自家末梢血幹細胞移植が選択されることもあります。
なお、バーキットリンパ腫では治療経過中に腫瘍崩壊症候群を発症することもあります。この状態に対応するため、ラスブリカーゼの使用や輸液などが適宜行われます。また、貧血や出血などをきたす場合もあり、血液製剤の輸血も病状に合わせて検討されます。
バーキットリンパ腫の進行は非常に早く、適切な治療を早急に行うことが大切です。治療による奏功率は高いため、専門家の指導のもと病気に向き合うことが重要であると言えます。
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