購入方法

低用量ピル、中用量ピル、アフターピルはいずれも医療用医薬品であるため、入手するには医師の診察と処方を受けなければなりません。基本的には婦人科や産婦人科などで診察と処方を受ける必要があります。

また、アフターピルは無防備な性行為後72時間以内に服用する必要があるため、遠隔地に居住しており医療機関を受診できない、性犯罪に巻き込まれたため婦人科受診がためらわれる、といった事情がある場合は2019年7月からオンライン診療でも処方が可能となっています。

処方は産婦人科医と厚労省が指定する研修を受けた医師に限定し、薬局においても研修を受けた薬剤師による調剤を受けて面前で内服すること、服用の3週間後には対面診療を受けるといった条件を付けることで了承されています。一定程度のハードルを厳しくするのは薬の乱用や性犯罪への利用を防ぐためです。

さらに、新型コロナウイルス感染拡大の予防策として2020年4月から初診も含めたオンライン診療が全面的に認められたため、現在は時限的ではあるもののオンライン診療での低用量ピルや中用量ピルの処方が可能です。

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