症状
上強膜炎では、白眼に相当する部分が赤く充血します。充血に加えて、局所が盛り上がりを示すこともあります。その他、眼の違和感や涙眼などの症状があらわれることもあります。眼の痛みや目やにの増加を伴うことは通常はありません。
上強膜炎は強膜のなかでも比較的浅い部分に生じる炎症ですが、やや深くに炎症が生じた場合を強膜炎と呼びます。強膜炎では痛みが強く、目やにの量も多いのが特徴です。自覚症状が上強膜炎と比較すると強烈であり、眼の充血による色も紫がかっています。
上強膜炎は、膠原病や感染症に関連して発症することがあります。たとえば関節リウマチに合併するかたちで上強膜炎を発症している場合には、関節の痛みやこわばり、関節の変形などを伴うことがあります。
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