検査・診断
丹毒は皮疹の“見た目”やそのほかの随伴症状などから診断されることもありますが、重症度などを評価したりほかの病気との鑑別を行ったりするために以下のような検査をすることがあります。
血液検査
炎症の程度などを評価するために血液検査を行うのが一般的です。
また、A群β溶血性レンサ球菌が原因菌の場合は、感染してから1~2週間程度経過するとASOとASKの数値が上昇する特徴があります。そのため、原因菌を特定するための補助的な検査として血液検査を行うこともあります。
培養検査
原因菌を特定するために、病変部の組織や血液を培養する検査が行われることがあります。しかし、病変部の組織から原因菌が検出される確率は低いとされており、原因菌がはっきり特定できないケースも少なくありません。
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