症状
乳房脂肪壊死は、痛みを伴うことのない小さな乳房のしこりとして認識されることがあります。しこりが生じる部位としては、乳頭周辺の表面であることが多いです。
しこりは大きさが変わらないこともある一方、大きくなったり小さくなったりなど変動することもあります。また、乳房脂肪壊死で生じるしこりでは、硬く、表面がゴツゴツとしたものであることもあります。
その他にも、出血や皮膚のひきつれ、痛み、乳頭のひきつれなどの症状が現れることがあります。こうした変化は乳がんでもみられる変化であるため、両者の鑑別が重要です。
医師の方へ
「乳房脂肪壊死」を登録すると、新着の情報をお知らせします