にゅうとうふたいしょう

乳糖不耐症

監修:

原因

乳糖を分解するラクターゼという酵素が不足したり、はたらきが弱くなったりすることで発症する病気です。

生まれつきラクターゼが不足していることによって発症するものを“先天性乳糖不耐症”と呼び、Lactase(LCT)遺伝子の異常によって引き起こされることが分かっています。一方、ラクターゼの分泌量は乳児期にもっとも高く、離乳後に低下していきます。そのため、成人になってからラクターゼが不足して乳糖不耐症を発症する場合もあります。

また、乳糖不耐症は感染性腸炎などで小腸の粘膜がダメージを受けることでラクターゼのはたらきが弱まって発症することがあります。しかし、このような場合には、小腸の粘膜が修復されれば改善するのが特徴です。

最終更新日:
2021年10月07日
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2021/10/07
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