治療
乳糖不耐症による症状を改善させるには、第一に乳糖を摂取しないようにすることが大切です。特に先天性乳糖不耐症は発育不良を引き起こすため、無乳糖ミルクでの哺育に切り替える必要があります。
また、ラクターゼのはたらきをサポートするβ-ガラクトシダーゼ製剤と呼ばれる薬が使用されることもあります。しかし、哺乳後にラクターゼのはたらきが弱まって発症するケースや感染性腸炎によって発症するケースでは一定の効果は期待できますが、先天性乳糖不耐症は元々ラクターゼが不足している状態であるため効果は低いとされています。
さらに、アメリカなどではラクターゼが含まれたサプリメントが販売されており、乳糖を摂取する前に服用すると症状を抑えることができるとされています。
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