症状
血液中のアルブミンは血管内と血管外の水分バランスを維持し、電解質やホルモン、酵素などと結合して全身に運搬するはたらきがあります。
アルブミンは水分を引き寄せるはたらきがあるため、低アルブミン血症に陥ると血管内の水分が血管外に移動するため、体内を循環する血液量が減少して血管外に水分がたまるようになります。その結果、むくみを引き起こし、重症の場合にはお腹や胸に水がたまるようになるのです。
また、血液量が減少することで血圧の低下や頻脈などを引き起こすこともあります。重症の場合では呼吸困難やショック状態に陥ることも少なくありません。
一方、アルブミンはさまざまな物質を運搬するはたらきも担うため、低アルブミン血症では電解質異常などの症状が生じます。
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