原因
低栄養は、生きていくために必要な栄養素やエネルギーが不足した状態のことです。
世界的に見ると発展途上国では食物の入手が困難なため、物理的に十分な食事が確保できなくなることが主な原因となります。しかし、日本ではこのようなケースは少なく、多くは極端に偏った食事やダイエットなどのほか、栄養の吸収がうまく行えなくなる消化管の病気、吐き気や食欲減退を引き起こす薬の副作用、手術後やがんなどのように体内でのエネルギー消費量が大幅に増える病気などが原因となるケースがほとんどです。
また、特別な原因がない場合でも、高齢者は食事量の減少やエネルギーが高い食事を避ける傾向にあることなどから低栄養になりやすいとされています。
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