原因
凍瘡は主に寒さの刺激を繰り返し受けることによって生じるといわれています。
人体は寒い環境では血管を収縮させ、暖かい環境では拡張させることで体温を調節しています。急激な寒暖差にさらされ続けると、この血管の収縮・拡張が頻繁に繰り返され、血流障害を引き起こして、皮膚の炎症につながります。これが凍瘡の発症につながると考えられています。
また、手足が濡れた状態のままでいたり、蒸れた靴下や手袋を長時間着用していたりすると、水分が蒸発するときに皮膚が冷えてしまい、凍瘡が生じやすいといわれています。
そのほか、遺伝的な要因で凍瘡にかかりやすい人がいることも分かってきています。
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