症状
化膿性関節炎は、関節の腫れや痛み、発赤や熱感といった関節における炎症反応を呈するようになります。痛みも伴うことから、障害を受けている関節の可動域制限を生じることがあります。
化膿性関節炎は乳児に発症することも多くありますが、見た目から関節の炎症所見が判りにくいことがあります。オムツを替える時にやたらと痛がる、などの症状から気付かれることも多いです。関節の症状以外にも、発熱、食欲低下、吐き気などの全身症状をみられることもあります。
治療が遅れたり、治療が奏功しなかったりといった場合には、関節破壊が進行することになるので、速やかな治療介入が重要です。関節が破壊されると、関節本来のはたらきが大きく障害されるため、関節機能障害を呈するようになります。
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