原因
単純ヘルペスウイルスの感染が原因となります。
単純ヘルペス1型の感染原因
単純ヘルペスウイルス1型は主に口唇など上半身に症状が出やすく、ウイルスを排出している人とのキスや同じ食器での回し食べなどが原因で感染します。以前は多くの人が思春期ごろまでにすでに感染していると考えられていましたが、近年の若者の抗体保有率(感染している人の割合)は45%程度です。
単純ヘルペス2型の感染原因
単純ヘルペスウイルス2型は主に性器など下半身に多く発症し、性交などの皮膚や粘膜、体液との接触で感染します。性器ヘルペスを有する妊婦では、新生児が出生する際に産道で感染することもあります。また、単純ヘルペスウイルス2型による性器ヘルペスは1型によるものよりも再発が高頻度にみられます。性交やその類似行為の際はコンドームを正しく使用するなど、感染予防が重要です。
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