原因
単純ヘルペス脳炎は、感染した単純ヘルペスウイルスが神経や血液を通って脳に達することで発症するとされています。単純ヘルペスウイルスの感染は、主に接触感染(直接触れて感染すること)や飛沫感染(せき、くしゃみなどの飛沫により感染すること)などにより生じます。
小児の単純ヘルペス脳炎では、3分の1は初めて単純ヘルペスウイルスに感染した際に、3分の2は体内に潜んでいたウイルスが再活性化することにより発症するといわれています。成人はほとんどの場合、ウイルスの再活性化により発症すると考えられています。
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